自動クリーニング機能があった方が良い理由
ウォーターサーバーの給水口は基本的に剥き出しで、空気中やうっかり触れた皮膚の菌が付着する恐れがあります。そしてウォーターサーバーで使用する水は、水道水のように塩素処理が施されていないものがほとんどです。つまり給水口を経由する菌が繁殖する可能性が高いです。したがって長期的に使用するのであれば、水の中に菌が入り込まないようにこまめな清掃が欠かせません。しかしウォーターサーバーの清掃は、メーカーでないとできない場合が多いです。そのため配送の手続きなどの手間がかかり、そう頻繁にできるものではありません。けれどウォーターサーバー自体に自動クリーニング機能が搭載されていれば、特に苦労することなく衛生的に保つことができます。
自動クリーニング機能は主に2通り
ウォーターサーバーの自動クリーニング機能にはふたつの種類があり、その内ひとつは熱湯による消毒です。ウォーターサーバーには冷水と熱湯を作れるものが多いですが、その熱湯を循環させることで、菌の繁殖を抑える機能です。水の通り道は奥まっていたり細くなっているなどで、道具を使った清掃が難しい場合が多いです。そのような部分も含めて全体を衛生的に保てるのが強みです。そしてもうひとつは、紫外線による除菌です。こちらはタンクに入っている水そのものをきれいな状態に保つのに役立ちます。また熱湯での除菌は循環させる必要があるため、菌の温床となりやすい給水口は処理が難しいです。しかし紫外線だと、給水口でも照射するだけで消毒ができます。